レーダ観測に対応する2016-2020の桜島爆発噴煙の写真解析
木下紀正 (大規模火山噴火と関連現象に関するワーキンググループ,元鹿児島大学教育学部)
目次
はじめに
1. 昭和火口から噴火? 2016.4.1-6-9
2. 南流する爆発噴煙: 2016.4.29_17:17
3. 噴煙上昇から次の噴火へ: 2016.4.30_9:25, 10:24
4. 爆発噴煙上昇の詳細: 2016.5.1_15:36
5. 噴煙上昇と変形・移流: 2016.5.13_16:38
6. 大規模噴煙柱: 2018.7.16_15:38
7. 定時撮影でとらえた爆発噴煙: 2019.7.28_17:54
8. 噴煙上昇と屈曲: 2019. 11.6_15:38
9. 噴煙流の解析: 2019. 11.8 朝
10.夕暮れの噴火: 2019. 11.8_17:24
11.雲へ突入する噴煙: 2020.12.29_16:14
写真観測点: A, B, K, T
南岳から約
A:WSW11km(鹿児島大学教育学部8F (-2019))
B:WSW10km(鴨池港付近 8F)
K:SW17km(錦江台2F)
T:SSE10km(垂水市役所3-4F)
これらは鹿大・熊大噴煙研究グループによる。
メンバーの方々に深く感謝致します。
今回はB点からの手動撮影が主で、対応する他点のWebカメラ撮影などを含む。
方法
写真解析の方法: 小堀氏によるSkylineプログラムを用いる。
2つの発表
- 霧島新燃岳2011噴火の映像解析、
小堀壮彦・木下紀正・飯野 直子・眞木雅之・福島誠治、 日本地球惑星科学連合2019年大会、 2019.5.30 [PDF] - 映像解析から探る新燃岳準プリニー式噴火の動態、
木下紀正・小堀壮彦・眞木雅之・福島誠治・飯野 直子、
地震研共同利用研究集会「火山現象のダイナミクス・ 素過程研究」、 2019.3.7 [PDF]
写真解析の考え方
- 桜島噴煙流の写真解析、木下紀正・吉田潔、鹿大教育学部研究紀要 自然科学編、42、1-19、1990 [PDF]
- 桜島噴煙上昇の観測と解析、木下 紀正・戸高 聖子、鹿大教育学部研究紀要 自然科学編、46、15-28、 1994 [PDF]
- 桜島噴煙のコンピュータシミュレーション、金丸佳代、 2002.2.16 卒論発表会資料[抜粋・追記] [PDF]
- 桜島爆発噴煙の動態解析、木下紀正、
東大地震研共同利用研究集会「火山現象のダイナミクス・素過程研究」2015.12.21 [PDF]
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/TAK-LAB/meeting/2015Kinoshita.pdf - Eruption clouds at volcanoes in Kyushu, Japan observed by web-camera, radar and satellite images, 3. Sakurajima
K. Kinoshita, M. Maki, S. Tsuchida, N. Iino and C. Kanagaki,
The 23rd CEReS Intrl. Symp., Chiba Univ., Dec. 2015 [PDF]
http://es.educ.kumamoto-u.ac.jp/arist/volc/vcpapers/CEReS15c2B3.pdf